2012年 04月 28日
土坂峠・神流町へのライディング (1) 桜・カイドウ
9時すぎになってやっと家を出発しました。行き先は合角ダムの上。林道を県境まで登って、志賀坂峠方面に回るつもりでした。しかし、寄居から長瀞、皆野を抜け、合角ダムの下まで着いたら既に11時。諦めました。そのまま土坂峠を越えることにしました。
進んですぐに「カイドウの郷」という標識に出会います。カイドウが2、3kmにわたって続いているということです。
【鮮やかです。前を歩くご老人と少しお話が出来ました。】
【石垣を積み上げた家の前にカイドウが咲いています。】
その先、坂が少々きつくなってきます。地図を見ると『土坂千本桜』という表示がありますが、いつ来てもそれらしいものは無いなあ、と思っていました。でも、さすがにその辺から道の端に結構植わっていました。千本あるかと言うと・・・だいぶ苦しいような気がしますが。
【さすがに平地より旬が遅いですね。】
【同上。】
【立派な枝ぶりも見えました。】
【坂の途中で一帯が皆伐されているところがありました。一部、大きな枝や幹が側溝に入り込んでいるところがあって、車線を一つ潰して、取り上げる工事をやっていました。】
隧道をくぐり、群馬側の坂を降ります。割と直線の部分は少ないので、秩父高原牧場から東秩父へ降りるときほどのスピードは出ません。適度なスリルを楽しみながら、降りきって、神流川を越えます。後は神流川沿いに国道を降ります。
【久しぶりの土坂隧道。向こう側に出口が見えています。】
【神流川まで降りきって橋の上から万場高校を眺めます。】
この道、実にお金がかかっているなあといつも思います。と言うのは、川とダムのまわりで一旦舗装が全部完了したようですが、その後、角を削るようにカーブを緩くするために、その内側を埋めて道を作り直した場所が沢山あるのです。そういうことを繰り返しているので、私が2、3年前にこの道に行くようになってから、いつも何か所かで工事が行われています。この工事、無意味とは言いませんが、公共工事による所得の再分配という意味合いが強いのだろうなと思います。民主党は『コンクリートから人へ』をスローガンにして選挙を戦いましたが、前原大臣が八ッ場ダムの工事を凍結した以外、何をやったのでしょう。
【こんな具合にして道を作っていますからお金はいくらでもかかりますね。】
神流川沿いの道は藤岡方面は下りが多いのですが、それにしてはなかなかスピードが出ず、結構参りました。この前のAKV花見ツアーを除くと、復帰後初めての遠出であったせいで疲れが来たようです。
【葉が元気を色合いを見せている綺麗だなあと感じました。】
【桜の赤い花びらが敷き詰められた脇道。なかなか風情があります。】
PENTAX Optio RZ10
本日撮影
いつか、逆コースをたどったことがありますが、カイドウがきれいだったのを良く覚えています。
神流川沿いの道はそういえばしょっちゅうどこかで工事をしていますね。
クネクネ、ダラダラが同じような道が長く続くので好きになれません。
そうなんですよ。「カイドウ街道」。私もそういう風にインプットされて、正しく「カイドウの郷」となかなか出てきません。
あの道、基本的に下りが多いはずなんですが、結構上りもあって、場合によってはきついですね。今回は、まさにその場合でした。