今日になって、東京よさこいの審査結果をネットで確認したら、「しん」の5連覇となっていました。
「しん」の演舞、確かに楽しくて見ているとワクワクしますが、でも、私的には、どう見ても「疾風乱舞」のほうが上でしょう。悪いけど、ものが違う。
「しん」が近年取り入れているヒップホップ系のダンスにしても、どう見ても「燦-SUN-」や「音ら韻」のほうがずっと上。ただ、違いがあるとすれば、「しん」は高知系でそれをやっている。《高知系優先で順位を付けました》ということなら、まあ、何とか分からないでもないけど、でも、そういうことなら、そういうふうに審査基準にあらかじめ書いておかなくちゃね。
大体、この催しの審査結果って初めから決まっているとしか思えない。
だって、100以上の参加チームがある中で、例年上位入賞するチームをまとまめて演舞をさせている。そして、そのチームの間で上位の賞が実際に振り分けられている。去年も今年もそうだった。つまり、昨日と今日ここに掲載しているチームが、他のチームを入れず、連続して演舞するという構成となっている。こんなの不自然でしょう?
目白駅前での開会式の時、目白の責任者が仰っておりました。「今年は昨年の大賞受賞チーム「しん」をはじめ例年以上に良いチームが来てくれるので、皆さん、お楽しみ下さい」と。つまり「良いチーム」を主催者が選定して、各商店街の顔を立てて、年ごとに振りわげているんですね。当然、結果は見えていますよね。
東京よさこいの参加チームは120に迫るほどありますが、入賞チームは40を越えます。でも、不思議なことに、「浦和よさこい」、「彩夏祭」で大賞、準大賞の常連となっている「夏舞徒」、「霞童」、「かつみ」等の有力チーム(いずれも朝霞市)は、出場しても、一番下の賞にすらかすらないのです。審査基準が違うと言い切られれば、それまでかも知れませんが、普通に考えて信じられないですよね。要するに、そういう団体は東京よさこいへの仁義の切り方が足りないから、メンバー扱いしないよ、踊らせて上げるだけだよということなんでしょうか。
まあ、そんなことはともかく、一へっぼこカメラマンとしては、各チームの演舞を楽しませて貰って有り難いと思っています。
dance company REIKA組
アボリジニの掛け声のようなものから始まり、面白かったです。
いつも通り魅力的な演舞でしたが、少人数のため、私の前にはあまり踊り子の方が来てくれず、思うように撮れませんでした。
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ダンスパフォーマンス集団 迫-HAKU-
この団体も、さすがに魅力的です。柔らかさとパワーを併せ持っていますね~。まるで旅芸人の一座。
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疾風乱舞
「練習は裏切らない」をモットーに頑張っているとのこと。中学生から大学生までの女子で構成。まるで部活動ですね。動きの切れ、スムーズさ、柔らかさ、安定感、同調性・・・何をとっても別格。野球にたとえれば、大人達の熱心な草野球リーグに甲子園を目指している高校生チームが加わっているようなもの。これでは、技術的にこのチームに勝るのは無理でしょう。
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