現在、装具をつけて歩いています。
15日(金)に病院に行って、初めて装具をつけました。まあ、長靴みたいなもの。でも、底の部分が重くて非常に固い素材でできていて、そこに脛を両側から支える金属製の板がくっついています。だから、足首は全く曲がりません。そして、足の甲の部分で2箇所、脛の部分で4箇所太めのマジックテープ(ベルクロ)があります。甲と脛を包む布の部分はすべてマジックテープがくっつく素材。結構温かい素材です。冬だったからまだよかったようなものの、夏だったらたまりませんね。今でも、寝るときに外してみると、かゆくてたまらなくなることがあるんですから。いや、ことがあるではなく、毎日なっています。
【室内歩行用にカバーを付けています。丁度、膝から下がスッポリ入ります。】
そして、外からはわかりませんが、この装具は踵の部分が高くなっています。踵の部分を高くするものが何枚も入っています。15日(金)に着けたときは、つま先を伸ばし切った状態で履くことになりました。つまりこれ以上ないほどのハイヒール状態。”体重をかけて良いですよ”と言われましたが、少し体重をかけただけで足の裏がピリピリして怖くて駄目。結局、松葉杖を突いて帰ってきました。
家に帰ってしばらくすると、右足にも体重を乗せられるようになりました。でも、左右の足の長さが極端に違うことになってしまったので、まともに歩くことができません。初めは左側の松葉杖を使わないとバランスが取れませんでした。でも、次第に慣れて、右足は膝を曲げたまま小股で歩くことができるようになりました。
そして、23日(土)に再び外来に行くと、クリクリお目目の女医さんが、”足先が上に曲がりますか?”と聞いてきます。装具を外しベッドに腹ばいになって見てもらいます。自分としてはほとんど曲らなかったつもりだったのですが、女医さんが物差しを当て、少し頭をひねってから、”大丈夫ですね。一つ抜きましょう”と言って、踵の敷物を一つ外してくれました。”じゃ、これでまた一週間後に来てください”という話になったのですが、右足に体重をかけようとすると、アキレス腱が硬くて、しかもちょっと痛い。あ、これはダメだと、家人に車の中に置いてあった松葉杖を二本とも持ってきてもらって、それに体重を預けて帰還。でも、家に着くころには、次第にアキレス腱が新しい高さに慣れて伸びてきました。家に入ってからは、再び松葉杖に頼らず歩けるようになりました。
この調子で、一週間に一枚ずつ踵の敷物が少なくなっていくとすると、あと二、三週間で、両足の長さを一緒にして歩けるようになるのかなと思います。もっとも、完全に装具とおさらばするには、さらにその先もう少しかかるのだろうなとは思うのですが。普通に歩くには、後ろ脚のアキレス腱を立っているときよりももっと伸ばさないといけないですからね。
なお、手術で縫った所は、以前は透明なシールが貼ってあったのですが、23日(土)に、はがして貰えました。そして、”お風呂に入っても大丈夫ですよ”と言ってもらえました。
只今の現状、以下のような具合。上下に引き攣ったところが何箇所かありますね。
3日(日)に救急車で運ばれてから、病院以外はどこにも行っていません。すべての時間を室内で過ごしています。早く外に出て、せめて植物の写真でも撮れるようになりたいものです。