4日(日)、ファイナルステージ審査が行われ、私は、北朝霞公園野球場に出かけました。
強烈な日差しが照り付ける中、12時を少し過ぎてから、一般のステージ演舞が始まりました。ステージの前には、例年通り、ブルーシートが広く敷かれ、その最前部によさこいカメラマンが10人弱座っています。私は、例によって、ブルーシートが終わった所に脚立を置き、座ります。隣には、朝霞のよさこい応援団長のKさん。各チームの演舞に大きな声で声援を送ります。しかし、夕方近くまで、我々以外には観客はまばらで、熱演を続けるよさこいチームには気の毒に感じるくらい。まあ、あの暑さですからね、夕方近くにならないと、屋根のないブルーシートにはなかなか座れないですよね。
5時を過ぎてからファイナルステージが始まりしたが、今年の特徴として、これまでファイナルステージに残ったことのないチームが何チームも残ったこと。そして、千葉県から参加の全国的強豪2チームがともに残らなかったこと。地元の強豪の中にも、残れないチームがあったこと。しかし、Kさんと語り合いましたが、初めて残ったチームも、皆、演舞は立派でした。同調性が取れていて随分練習をしてきたんだろうなと思いはかることが出来ました。「ちょっと前なら、これだけ踊れれば大賞ですよ。朝霞のレベルが上がっているんですよ」とはKさんの弁。
レベルの高い競技の末、大賞を勝ち取ったのは、「朝霞高校 若欅」。
静からのキレのある動きと収束。気合。凛々しさ。完璧とも見えた同調性。昨年、準大賞に躍進を遂げたチームでしたが、今年は頂点に上り詰めました。昨年、私は、このチームの演舞に接し、【高校生が本気でやったら大人たちは敵いっこない、と思わせるレベル】と書きましたが、それが実現しました。こうなると、同レベルの高校生チームをもう一つ二つ見たくなってしまいますね。ダンスコンテストやチアダンスで高校生チームが世間の注目を集めていますが、よさこいに本気で取り組む高校生チームが互いに鎬を削るようになったら、また、別の次元の闘いになるのかなと夢想してしまいますね。ただ、そうなったら、審査はプロでなければできないですね。
ということで、今日は、このチームのファイナルステージでの演舞の様子を少々掲載させていただきます。もともと、思うようによさこいの魅力を写し撮れない私ですが、とりわけ、ステージ演舞の撮影には自信がありません。その上さらに、このチームの演舞の特徴は、なお一層私の写真に収めることがしにくいものであるように思えます。それでも、ビデオは撮れない私ですので、むりやり掲載させていただきことにします。
朝霞高校 若欅
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