本日、龍勢ヒルクライムに参加してきました。昨日受付を済ませた結果、吉田支所の駐車場が確保できていたので、7時半に入ればいいだろうと、自宅を出たのは6時45分頃。件の駐車場についてみると隙間が沢山。いずれ埋まるのかなと思いましたが、結局最期までガラガラ。おかげで、三本ローラーで問題なくウォームアップができました。ただ、AKVの他のメンバーは到着が早くて、私がクルマで着いたとき丁度三人揃って路上にウォームアップに出かけるところでした。
吉田中学校であった8時40分からの開会式に出た後、一旦クルマに戻って、ウィダーを補給します。それからおっとり刀でスタート地点に行ってみると、もうほとんどの人が並んでいる状態。良いタイムや順位を取ろうと思うとやはり前に並ばなければいけないんですね。私はシニアクラスなので最終組。その最後のあたりに並びました。
気がついたのですが、私が並んでいるシニア・女性・ビギナー・MTBクラスでもサドルバックを付けている人はほとんどいません。スピードレースに無駄な重りは少しでも減らそうということなんでしょうね。私なんて、その上ポンプまで付けているんですからね。レース初心者丸出しです(カメラと車・家等の鍵も背中のボケットに入れてありました)。
一人で黙っているのも気詰まりなので、隣に立っている方に話しかけました。その方は群馬の太田からお出でになったということで出場は3回目だとか。いつもは年配の方々で作っているクラブで走っているとか。70代で毎日100km走っている方が3人も同じクラブにいるとおっしゃっていました。今の老人は元気ですね。私もそうなれれば良いのですが。

【30代前半のクラスでしょうか。この中に学さんが写っています。後ろのクラスは人数が多いのか道から溢れんばかりです】

【私のシニア・女性・ビギナー・MTBクラス。でも、チームジャージの方が多いです。皆さん、エキスパートに見えますね。】
9時20分にエキスパートクラスがスタートし、私のシニア・女性・ビギナー・MTB組がスタートしたのは、9時32分。スタートとともにバラけます。少し行ったところにある上り坂で抜いたり抜かれたり。自分のペースを守ろうという意識で走ったのですが、初めは自分の息遣いも聞こえないほど、まわりに走行音があるので、自然にオーバーペースになったのか。この位の力のいれ方ならせいぜい32km/hくらいだなと思いながら、メーターをみると37、8km/h。前の人にぴったりついている訳でもないし、団子状態でも無いのに、意外にスピードが出ています。その状態であまりエネルギーを使わないように意識しながら、抜かれたり抜いたりしながら、山道に向かって右折するポイントまでくると、ややノロノロと渋滞。曲がってからは以前登ったときの自分のペースを守りながら登ります。女性が一人二人私の前にいます。後ろから抜いていく女性もいます。女性の前には何とか出たいものだと意識しながらこぎます。でも、自分のペースを守りながら。でも、メーターをみると心拍数が高い。鳥居の手前あたりまでは、試走の時は140台だったのに既に150台。ビックリします。結構きついよ、これで鳥居からの激坂を越えられるんだろうかと心配しながら進みます。
鳥居のところでダンシングに移行しました。苦しい、でも止まるほどではない、何とか行けるぞと進みます。さっきから前にいた女性、さっきこちらが抜いたけど、ここでまた前に出てきたなと注目します。最後シッティングで激坂を完了して、ギアを上げて緩い坂を上り半納集落にかかります。きついなあ、でも、この前来たときほどでは無いかと、我慢しながら進みます。越えると、前に県内某チームのジャージーを着た方がいるのでその背中を目標に走ります。さっきの女性は?ずっと先に行っちゃったんでしょうか。あの人、キリッとした腰していたからな。変な意味じゃないですよ。いかにも鍛え上げたたような筋肉がお尻についていました。チームジャージーの方をパスしてからは、ただひたすら我慢してこぎます。でも、こんなところで心拍数160台。この前は150台だったところだけど、これでゴールまで保つんだろうか。
今日は、もちろんアウターを使うことなんて意識していません。きついところは当然インナー。そうしたら鳥居の手前からずっとインナーでした。
大きな観光地図があるところにやっと到着しました。ここから数百メートル下り坂です。やっと少し楽ができる。2、30m前に何人かいましたが、降りきったときには追いついていました。そのままの勢いで右折し、上り坂に入ります。ここからまだ結構あるんだよなと思いながら、ひたすら我慢。そのうち、未だ見たことのない女性が前に現れたので、今度はこの方を目標にします。結局この方と2、、3度抜きつ抜かれつをやって、ほぼ同時にゴール。いや、多分1秒私が前だったでしょう。

【ゴール後。大変な混雑です。テントには手荷物が並んでいます。白酒とこんにゃくのサービスはこのテントの後でした。】
いやあ、きつかったなあと思いながら、時計を見ると、あれっ、10時28分。何と、目標としていた60分を大きく上回ったことが分かりました。その後そこに立っていた掲示板に載った速報では56分11秒32。やはり本番になると気合の入り方が変わるんでしょうか。あと、集団走行の効用もあるんでしょうね。一人で走るよりも自然ににスピードが上がっちゃうようですね。

【張り出された速報。右端のペーパーに私の順位も載っています。】
シニアクラスでも、1位の方は42分台(エキスパートクラスで41分台)。私よりも13分32秒も速いです。私なんて、本当に遅いんですが、自分としては意外に好結果で、まずは目出度しの一日でした。
なお、他のAKVのメンバーももちろん頑張って好結果を出していました。YASUさんにも遭遇してタイムを聞いたら、さすがに別格のすごさでしたよ。こ~ぢ倶楽部の学さんにも会いました。試走の時出会った千葉の方にも会って話ができました。こういうところも、自転車の面白さでしょうか。